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C型肝炎 すべての遺伝子型の新規治療薬

遺伝子型(genotype) 1型でも2型でも効果のある、最短8週間で治療するC型肝炎患者・代償期肝硬変患者の方の薬が新たに発売されました。

マヴィレット錠 (アッヴィ社) で、1日1回3錠内服します。 薬効としてはヴィキラックスやエレルサ+グラジナに似た薬で、ハーボーニー(ギリアド社)とはやや異なる作用機序を持つ薬です。

特徴としては、

・慢性肝炎の方では8週間での治療となります。肝硬変の方は12週間です。

・前回経口薬による治療不成功の方でも、高率に治療成功を達成可能です。

・以前は遺伝子型(genotype) 1型か2型かによって治療薬を変えていましたが、全ての遺伝子型(genotype 1~6型)に効果のある薬です。

・腎障害のある方でも使用できます。

・以前のヴィキラックス、ダクルインザ+スンベプラの際に問題となっていた、NS5A薬剤耐性変異の影響を受けにくい、とされています。

肝臓病教室のご案内

自治医大附属さいたま医療センターで肝臓病教室を行います。

今回は日曜日ですのでご注意下さい。

日時:2017年10月1日 13:00〜  (日曜日)

場所:自治医大附属さいたま医療センター南館2階 会議室

参加料:無料 原則として予約制です。事前にお申し込み下さい。

自治医大さいたまに通院中の患者さん以外でも参加出来ます。

ミニレクチャー1:「肝硬変・肝疾患で使われるお薬について」(薬剤部 熊倉悠人)

ミニレクチャー2:「B型肝炎・C型肝炎の治療 最新治療のアップデート」(消化器内科。浅野岳晴)

グループワーク(患者さんどうしでの小ミーティング)(自由参加)

20171001肝臓病教室案内

質問も受け付けます。

申込み、問い合わせは、メールか問い合わせフォームをご利用下さい。

FAXでもお申し込みいただけます。

メールアドレス:jmukanzo@gmail.com

申込みフォーム

肝臓病教室のご案内

さいたま赤十字病院で肝臓病教室を行います。

今回は、自治医大さいたま医療センターとさいたま赤十字病院との共同開催です。

場所は自治医大さいたま医療センターでは無く、さいたま赤十字病院ですのでご注意下さい。

日時:2017年6月24日 13:00〜  (土曜日)

場所:さいたま赤十字病院 7階 会議室3・4

参加料:無料 予約制です。事前にお申し込み下さい。

自治医大さいたま、さいたま赤十字病院の患者さん以外でも参加出来ます。

ミニレクチャー1:「脂肪肝とは? あぶない脂肪肝」(浅部伸一・浅野岳晴)

ミニレクチャー2:「肝臓病、特に脂肪肝の方の食事とは?」(栄養部)

ミニレクチャー3:「肝がんの診断と治療」(甲嶋洋平)

グループワーク(患者さんどうしでの小ミーティング)(自由参加)

質問も受け付けます。

肝臓病教室案内20170624n2p

申込み、問い合わせは、メールか問い合わせフォームをご利用下さい。

FAXでもお申し込みいただけます。

メールアドレス:jmukanzo@gmail.com

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肝臓病教室のご案内

自治医大さいたま医療センターで肝臓病教室を行います。

日時:2017年4月23日 13:30〜  (日曜日)

場所:自治医大さいたま医療センター南館会議室

参加料:無料 予約制です。事前にお申し込み下さい。

当院の患者さん以外でも参加出来ます。

ミニレクチャー1:「肝炎の最新治療と肝がん」(浅部伸一・浅野岳晴)

ミニレクチャー2:「肝臓病の検査について」(検査部)

グループワーク(患者さんどうしでの小ミーティング)(自由参加)

質問も受け付けます。

肝臓病教室案内申込20170423p

申込み、問い合わせは、メールか問い合わせフォームをご利用下さい。

FAXでもお申し込みいただけます。

メールアドレス:jmukanzo@gmail.com

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C型肝炎1型の新規治療薬

遺伝子型(genotype) 1型のC型肝炎患者・代償期肝硬変患者の方の治療薬が新たに発売されました。

エレルサ、グラジナ(MSD社)で、エレルサを1日1回1錠、グラジナは1日1回2錠を12週間服用します。薬の薬効としては、ヴィキラックスに似た薬です。

特徴としては、

・ハーボーニー(ギリアド社)とはやや異なる作用機序を持つ薬です。

・腎障害のある方でも使用できます。

・以前のヴィキラックス、ダクルインザ+スンベプラの際に問題となっていた、NS5A耐性変異の影響を受けにくい、とされています。

C型肝炎ウイルス2型の治療薬について

遺伝子型(genotype)の2型のC型肝炎患者さんの治療薬として、

ヴィキラックス(アッヴィ社)とレベトール(MSD社)との併用療法が可能となっています。

特徴としては、

・ヴィキラックスとレベトールを16週間服用します。ヴィキラックスは1日1回、レベトールは2回の内服です。

・ソバルディの治療で治癒とならなかった方も治療できます。

・genotype 2aの方の治療成績は良好ですが、2bの方では成績は良くないため、なるべくソバルディを使用した方が良いと思われます。

肝臓病教室(B型肝炎)のお知らせ

自治医大さいたま医療センターとさいたま赤十字病院と共同で肝臓病教室を行います。

日時:2016年9月3日 13:30〜  (土曜日)

場所:大宮ソニックシティー 8階 809号室

参加料:無料 予約制です。事前にお申し込み下さい。

当院の患者さん以外でも参加出来ます。

ミニレクチャー1:「B型慢性肝炎の最新治療」(浅部伸一)

ミニレクチャー2:「肝臓がんの治療効果」(甲嶋洋平)

グループワーク(患者さんどうしでの小ミーティング)(自由参加)

質問も受け付けます。

肝臓病教室案内状20160903p1

申込み、問い合わせは、メールか問い合わせフォームをご利用下さい。

FAXでもお申し込みいただけます。

メールアドレス:jmukanzo@gmail.com

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肝臓病教室のお知らせ

自治医大さいたま医療センターで肝臓病教室を行います。

日時:2016年6月18日 13:00〜  (土曜日)

場所:自治医科大学附属さいたま医療センター 南館会議室

参加料:無料 基本的には事前にお申し込み下さい。

当院の患者さん以外でも参加出来ます。

ミニレクチャー1:「C型肝炎の最新治療と肝がん」

ミニレクチャー2:「肝臓病の検査について」

グループワーク(患者さんどうしでの小ミーティング)

質問も受け付けます。

肝臓病教室案内申込20160618

申込み、問い合わせは、メールか問い合わせフォームをご利用下さい。

FAXでもお申し込みいただけます。

メールアドレス:jmukanzo@gmail.com

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B型慢性肝炎治療に関する臨床研究を開始しています

B型慢性肝炎の方の治療としては、核酸アナログ(バラクルードやテノゼット、ヘプセラなど)の経口薬が広く使われています。

この治療では、B型肝炎ウイルスの増殖を抑え、血液中のHBV-DNAを下げることが出来ます。これによって、肝炎を沈静化させ、肝硬変の進行や肝がんの発症を抑えることが可能とされています。

このように、大変優れた治療法ではありますが、一方では、肝臓内のウイルス量を減らすことは難しく、長い間、薬を内服する必要があります。

一部の患者さんでは、インターフェロン注射(ペグインターフェロン)を組み合わせることで、ウイルス量を下げることが出来ることが報告されています。そこで、核酸アナログとペグインターフェロンとを組み合わせる治療法の効果を検証する臨床研究を開始し、対象となる患者さんを募集しています。

以下の施設で治療を受けることが出来ますので、興味をお持ちの方はお問い合わせ下さい。

自治医科大学附属さいたま医療センター 消化器内科 浅部伸一 浅野岳晴

さいたま赤十字病院 第一消化器内科 甲嶋洋平

東大宮総合病院 総合内科 神田大輔

埼玉メディカルセンター 消化器内科 金子文彦

さいたま市民医療センター 内科 中島嘉之

 

メール:

jmukanzo@gmail.com