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C型肝炎1型の新規治療薬

遺伝子型(genotype) 1型のC型肝炎患者・代償期肝硬変患者の方の治療薬が新たに発売されました。

エレルサ、グラジナ(MSD社)で、エレルサを1日1回1錠、グラジナは1日1回2錠を12週間服用します。薬の薬効としては、ヴィキラックスに似た薬です。

特徴としては、

・ハーボーニー(ギリアド社)とはやや異なる作用機序を持つ薬です。

・腎障害のある方でも使用できます。

・以前のヴィキラックス、ダクルインザ+スンベプラの際に問題となっていた、NS5A耐性変異の影響を受けにくい、とされています。

C型肝炎ウイルス2型の治療薬について

遺伝子型(genotype)の2型のC型肝炎患者さんの治療薬として、

ヴィキラックス(アッヴィ社)とレベトール(MSD社)との併用療法が可能となっています。

特徴としては、

・ヴィキラックスとレベトールを16週間服用します。ヴィキラックスは1日1回、レベトールは2回の内服です。

・ソバルディの治療で治癒とならなかった方も治療できます。

・genotype 2aの方の治療成績は良好ですが、2bの方では成績は良くないため、なるべくソバルディを使用した方が良いと思われます。